黄金バット
2005年 09月 05日
僕はかな~~~~~り小さい頃に見た記憶があります。
と言っても僕が生まれ育った弘前市では見たことはありません。
母さんの実家の港町(超田舎)で見たのです。
きっとずっと昔はTVも全家庭にあったわけじゃないので
紙芝居というのは子供たちにとって
かなり大きな娯楽だったんでしょう。
でも僕が子供の頃には既に衰退し、
僕が見たのも既に街では絶滅してしまった紙芝居の
田舎町だからこそ細々と生きながらえていた
最後の生き残りのようなものだったのかもしれません。
僕が見たのは黄金バット。
マントを羽織った黄色(黄金色?)の身体にガイコツの頭。
およそかっこいいとは思いがたい姿だったのを覚えています。
話の内容も全く覚えていません。
覚えているのは紙芝居のおじさんがくれた赤い飴と
ヒーローっぽくない怖い主人公の姿だけ。
僕のうちにも紙芝居セットがありました。
お話は花さか爺さんとかそんな感じのがいくつか。
僕と妹はお母さんが読んでくれる紙芝居が楽しみで、
何回も聞いたお話なのに読んでくれるよう何度もせがみました。
今の子は紙芝居なんてなかなか見たこと無いんでしょうねぇ。
TVなんて味気ないものより、お父さんお母さんが読んでくれる
温かみのある紙芝居は、今の世の中でこそ
見直されるべき存在なのかもしれませんね。( ´-`)