イタイ話。(前編)
2005年 01月 20日
僕がS幌市で大学生だったある冬の日のこと。
外は今年みたいに雪がもさもさ降っていて、
その雪の中をある友人が遊びに来ました。
一緒にゲームをして遊んでいたのですが、
トイレに行きたくなったので僕はゲームを中断してトイレへ。
早く続きをしたかったのでその時の僕は
ちょっと急いでいたのかもしれません。
トイレの扉を開けました。ええ、いつものように。
その時僕は裸足でした。僕の手はトイレの扉を開けます。
そして扉の前に立っていた僕は足を扉が動くのに合わせて避けます。
しかし、その一瞬の出来事でした。
裸足だったせいか足が一瞬床にくっついて避けるのが遅れました。
しかし、扉はいつものように迫ってきます。
もしかしたらゲームがしたくて少し勢いがついていたのかもしれません。
その一瞬の遅れがある悲劇を呼んだのです。
∑(゚Д゚) (ゴリッ!!!)
(゚Д゚)・・・・・・・・。
(>□<)────○%♀&$#▽Φ☆♂∀⊂!!
僕の右足の小指が扉と床の間の小さな隙間にはさまったのです。
この世のものとは思えない痛みが僕を襲います。
痛すぎて声も悲鳴も出ません。ただただうずくまるのみ。
しばらくうずくまって動けませんでした。
見ると足の小指はえぐれています。
中が見えそうです。(汗)
その日友達とゲームを結局続行し、(オイ)
とりあえず軟膏をつけてバンソウコウを貼って寝たんですが、
次の日起きてもまだ痛みは引きませんでした。
しかしその日はバイトである家庭教師の日。
家から数km離れたお宅を訪問しなくてはなりません。
出掛けるために靴を履こうとした途端激痛が!!
痛くて靴も履けません。
泣きながら靴を履いてみたもののまともに歩けません。
しかも、外の世界は冬。
S幌の厳しい冬は道路を氷雪で覆います。
デコボコで険しくしかも氷です。滑りまくりです。
家の中でもまともに歩けないのに、
とてもじゃありませんがそんな地面は歩けません。
しばらく考えて僕は自転車で行くことにしました。
自転車なら地面に足をつかずとも進めます。
地面がデコボコ&氷雪で危ないですが、
足をつくときは右足じゃなく左足をつくようにすれば
きっとたどりつける、それが僕の作戦でした。
(明日の後編へ続く)