ポキッ!!その2
2004年 06月 18日
僕:「(゚Д゚;)な、なにがあった──ッ!?」
H:「(-Д-;)こ、転んで・・・。」
話を聞くと曲がってくるタクシーを避けるべく
早足で歩いたらつるっと滑って
とっさに手をついたらそのまま砕けるように折れたようです。
S幌の冬期間の道路状態は想像を絶します。
車道、歩道問わず厚い氷の上に
うっすらと雪が積もってスケートリンク状態。
そんな中でもさくさく歩いてしまうのが北国の人なんですが。
生まれつき氷雪上歩行修正プログラムが
インストール済みですので。さくさく。
仮に転んだとしても受身システムが身体の安全を守ります。
しかし、K都出身の友人Hにはそれがなかったのでしょう。
その時彼のだらりとした腕の方に目がいきました。
手首の付け根が有り得ない方向に曲がっています!!
表現すると
(肘側←) __/ ̄ ̄ (→手首側)
こんな感じでした。
(>Д<)いやァ────ッ!?
H:「す、すまんが・・・きゅ、救急車呼んでくれへんか・・・?」
そのまま倒れてしまう友人Hを慌てて支えつつ
瀕死の様の彼から彼の携帯電話を受け取り、
119へ電話かけることにしました。
いや、僕がかけたのだろうか。もう気が動転してよく覚えていません。
その後、ウチにいる妹(当時僕は妹と二人暮らし)に
彼の荷物を回収させるべく呼び出そうとウチへ電話。
しかし突然鳴り始める僕の携帯。
こんな時に誰だ!?と思いつつ携帯を見ると
その電話の主は友人H。
(゚Д゚;)えぇ!?
そうです、僕は友人Hの携帯で自分の携帯にかけていたのです!
意味ないじゃん!!!
よほど動転していたのでしょうなあ。
その後すぐに駆けつけた我が妹。
その惨状に彼女も慌てふためきます。
友人Hの荷物を回収させて僕は友人Hと
共に駆けつけた救急車へ乗り込みます。
初めて救急車に乗りましたが、すごかったです。
道行く車が僕らを避けていきます。まさに無敵。
病院に着いたあと骨折であることがわかります。
いや、あの曲がり方だと当たり前なんですが。
どうやら折れ方も尋常じゃなかったらしく、
ポキッ!!というよりはグシャ!!という折れ方だった様子。
全衝撃と全体重が手首に集中してしまったんでしょうねぇ。
まだ診察&治療は続くということでしたので、
友人Hはすまんかったと言いながら僕に帰ってええでと言いました。
しかし、その時僕は気付きました。
(゚Д゚;)あ・・・サイフがない。
フラフラの友人Hからお金を借りてタクシーで帰りました。
よほど動揺してたんですなあ。
いつも僕は友人Hからちょこちょこお金を借りたりしてましたが、
まさかこんなときまで借りることになるとは・・・。
みなさんも冬道には注意ですぞ。