名犬チロ
2006年 12月 07日
正確に言うとおばあちゃんちの近くに住んでるひとの犬だったんですが、
そのひとは仕事の関係もあり、家族のようにしていたようなひとだったらしく、
奥さんがおばあちゃんちに遊びに行くと、よくその犬はいました。
その犬の名はチロ。
実はこのチロ。
今でも親戚中で語り継がれるほど名犬中の名犬。
頭は恐ろしいほどに賢く、人間の言うことはよく聞き、
近所へのおつかいもこなしました。
言っては何ですが、犬は所詮動物。
どんなに賢いといっても限度があります。
でもチロは違いました。
言葉こそしゃべれませんが、必要最低限以外は吠えたりもせず、
その理知的な行動や素振りは、
まるで人間の言葉を理解しているかのようだったといいます。
犬種はそんなに大きいわけでもない秋田犬か何か。(写真で見ると)
精悍な身体つきで賢そうな顔。(見た目ですけどね)
奥さんが子供の頃にいた犬なので、当然今はいません。
なので僕は見たことはないので、誇張もあるかもしれませんけどね。
でも相当賢い犬だったことは確かなようです。
奥:「(`ω´;)あたしね、チロきらいだったの。」
僕:「(´・ω・`)なんで?」
奥:「(`ω´;)あたまよすぎて。」
ある日、昔からいたずら王だった奥さんは、
チロの背中に乗ってみようと考えました。
奥さんとしても、別にチロを困らせようという悪意よりも
純粋に自分が乗れそうなくらいな背中に
乗ってみたかった、というだけ。
しかし、それを実行した瞬間、チロは吠えました。
普段全くと言っていいほど吠えないチロが。
「やめろ!」と言わんばかりに。
チロの声を聞いた飼い主のおっちゃんが走ってきました。
奥さんは思いました。
ちび奥:「(`ω´)うふふ、チロうるさくしたもんね。
あのチロが叱られるところが見られるわ♪。」
でも、叱られたのは奥さんでした。
おっちゃん:「( ̄Д ̄)チロに何した!!」
ちび奥:「(`ω´;)何もしてないもん!」
お:「( ̄Д ̄)チロが何もしないのに吠えるわけがない!」
即バレ(笑)。
奥さんいわく、
奥:「(`ω´)あのときは頭にきたわねー。
あたしのこと全然信用しないんだもん。」
僕:「(^▽^;)普段からいたずらばっかりしてる女の子と
名犬じゃあ無理もないんじゃ?第一、あなたが悪いんだし。」
奥:「(`ω´)そのあともね、チロはあたしのこといっつも見てた。
走り回って遊んでるとあたしのこと見てるの。」
僕:「(^▽^;)あぶなかっしいから見守ってくれたんじゃない?」
奥:「(`ω´)たぶんそう。チロってあの頃のあたしよりも賢かったから
嫌いだったのよね。犬のクセに!って思ってた。」
あ、今のところ、ピリカには名犬の片鱗はありません(笑)。
つぶらな瞳で人々を魅了するのみ。(^▽^;)

