妹は小学生
2006年 06月 06日
また、フランスのお話。
ルーブル美術館に行ったときのこと。
一緒に遊びに行った妹は当時20歳。
日本人の目から見ても我らは童顔な兄妹でしたが、
もう立派な大人であります。
美術館で銘々好きなを見ていたんですが、
帰るときに集合した妹が言いました。
「ぜったいアタシ、すっごい小さな子だと思われた!!!」
何かと思って話を聞いてみると・・・
妹が熱心に自分好みの絵を見ていると
美術館の職員が妹を見つけて話しかけてきました。
職:「What are you doing?」
後にイギリスに留学して英語がそこそこ堪能になる妹ですが
この当時はほとんど話せず、まさにカタコト。
動揺しつつ一生懸命答えます。
妹:「あ、あぃ うぉっち ぴくちゃー。」
職:「Do you like this?」(妹が見ている絵を指しながら)
妹:「ぃえす。あい らいく でぃす べりーまっち。」
職:「Where do you come from?」
妹:「じゃぱん!」
職:「Oh,where is your mother?」
妹:「あぃ かむ うぃず まぃ まざー あんど ぶらざー。」
僕らがいる方向を指差す妹。
職:「Ok,do you enjoy?」
妹:「ぃえーす!」
職:「Good,bye-bye!」
妹:「ぐっばぃ。」
しかし、その職員がいなくなってから
それまでの会話を思い返していた妹は気付きました。
終始、その職員がゆっくりとした英語で
小さな子供に話しかけるような口調と表情だったのを。
姿形でまず子供と思われたのは仕方がないとしても
妹の受け答えもカタコトの英語で幼児語のようだったので
ますます妹の年齢が若く見えたのでしょう。
つまりさっきの会話も日本語に直すとこうなるのではないでしょうか。
職:「何してるかな?」
妹:「え、絵をみてるの。」
職:「キミはこの絵が好きなのかい?」
妹:「うん、あたしこの絵とってもだいすき。」
職:「どこから来たの?」
妹:「にっぽん!」
職:「へぇ、お母さんはどこだい?」
妹:「あたしおかあさんとおにいちゃんと来たの。」
職:「そっかぁ、楽しいかい?」
妹:「うん!」
職:「よかった、バイバイ!」
妹:「ばいばい。」
日本人は欧米に比べれば随分若く見えるのですが、
日本人の中でも童顔な妹は
最初に声をかけた時点で
「小さい子がひとりでいる。迷子?」
と思われていたのでしょう(笑)。
妹:「( ̄Д ̄)くっ、屈辱だわ!!!」
もしかするとこれが留学の原動力になったのかもしれませんな(笑)。

