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オタクリーマン“DiO”の奇妙な日常


by dio-w21
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父さんとふたりで その1

ウチの父さんは忙しい人です。
あまり家族で旅行とかは行ったことは少ないです。
いつも父さんだけお留守番(お仕事)。

というのも、父さんは仕事にマジメなひとで、
基本的に平日などよほどの理由がない限りは休まないのです。
なので、平日を休まなくてはいけないような長期の旅行にはなかなか来ません。
まさにマジメを絵に描いたような感じ。

なので、僕が北海道で学生をしていたときも1、2度来たくらいです。
そんな父さんと二人だけで過ごした旅(お出かけ)で忘れられないのがふたつ。

まずひとつめは僕が何歳かわからないくらい小さい頃。
たぶん小学校入りたてか入る前かその辺り。

どうしてそういう具合になったのかはわかりませんが、
父さんとふたりで電車の旅をしたことがあります。
旅、というほど大したものでもなかったですが。

というのも弘前市の近くの五所川原市まで行っただけなんです。
たぶん1時間とか2時間とかそんな程度の電車の日帰りの旅。

五所川原市でも特に何をしたわけでもなくデパートに行った記憶しかありません。
弘前の方がデパートをはじめお店は充実してますから
何のために五所川原市へ行ったのかは今ではよくわかりません。
あ、でも本を買ってもらいました。宇宙についての本。

僕も小さかったので、そのほとんどの記憶がおぼろげなのですが
鮮明に覚えていることがあります。

それは帰りの電車の中。

外はもう夕暮れで空は赤く染まっていました。

たぶん夏だったので空気はあたたかく、窓を開けていました。

あたたかい、だけど涼しい、そんな風を身体に受けていました。

周りがりんご畑の中を電車が走っていると、窓から急に何かが飛び込んできました。

蝉でした。

父さんは暴れる蝉をつかんで僕に見せてくれました。
(僕は怖くてさわれなかった。)

なんだかわからないけど、とても感動してワクワクしました。

きっと蝉を間近に見たのと、偶然にも走っている電車の窓に飛び込んできたこと。
それらが小さな僕には驚きと興奮だったのだと思います。

今でも思い出すあの夏の日。(きれいなまとめ)

もうひとつのことはまた明日にでもお話しましょう。
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by dio-w21 | 2006-03-16 19:54 | 家族 | Comments(0)