ハシビロコウのお話
2006年 03月 09日
ハシビロコウについて今日は解説しましょう。
あまりメジャーな鳥とは思えませんので。
ハシビロコウというのは鳥です。
しかもちょっとおもしろい鳥。
体長が1m以上にもなる大きな鳥で、アフリカのビクトリア湖だけに生息する珍しい種類です。
身体も大きいのですが、一番目立つのは顔。しかもクチバシの部分。
かなり大きくて目立ちます。
トリビアの泉でも「ふてぶてしい顔の鳥がいる」というトリビアで紹介されました。
こんな顔です。
全体像はこんな感じ。
そして特徴的なのはその動き。
一日のほとんどを微動だにせず過ごすそうです。
ハシビロコウはビクトリア湖に生息する肺魚の一種をエサにしています。
その肺魚が空気を吸いに水面に浮かび上がってくるのをじっと待つのです。
大きな身体なので動くとすぐに獲物に警戒されてしまうので
それを防ぐためと、あとは肺魚が出す泡を見逃さないために
とにかく動かないで待っているといいます。
3時間4時間は当たり前で微動だにせず立ちっぱなし。
すごいですねー。
この“目的のために長い時間じっと動かない”という意味で
『押入れの中のハシビロコウ』としたのでした。うーん、マニアック。
このハシビロコウですが、しばらく僕と奥さんの間で流行りました。
何か自分に都合の悪いことを言われたら
ある一点を見つめながらじっと動かない。
何を言われても動かない。
そしてそのままじっと動かずにごまかす!(笑)
みなさんも真似していいですよ。(しないか)
飼育員のお姉さんをペアのパートナーと思っていて
焼きもちを焼いたり、プレゼントで気を引こうとしたりと
けっこうあたふたしていました。顔に似合わず純情派みたいですw
(どうぶつ奇想天外でやっていた)
でもお姉さんが居ない時はやっぱり動かないらしいですw
トリビアだけでなく、同時期に「生きもの地球紀行」「天才!志村どうぶつ園」
「どうぶつ奇想天外」全部が取り上げていました。
それこそ1,2週間の間に。順番は違うかもだけどw
...ブームというよりは、何かテレビの裏事情でもあるんですかねぇw
(全部見ている動物好きの猫でした)