人気ブログランキング | 話題のタグを見る

オタクリーマン“DiO”の奇妙な日常


by dio-w21
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

常識のレベル差

昨日のつづき)

その僕を中文に誘う友人がが言うには、
自分が専攻した中国文学科は
なじめないヤツばっかりで友達が誰もいないというのです。
だからどこに行くか特に希望がないなら
一緒に中国文学研究室でやろうよ、というわけです。

中国語は、教養部のときに専攻していたし
三国志も好きだし、中国はいろいろおもしろいな、と思っていたので
その友達の口車に乗って中国文学研究室に行くことにしました。

今思えばこれが失敗だった気がします。(苦笑)

さすがH大、と申しましょうか。
中国文学研究室の方々どれも濃ゆい人ばかり。(失礼!)
なるほど友人T氏が浮くというのもわかります。

中国文学が好きでたまらない、という人たちばかり。
まぁ、当然と言えば当然ですけど。むしろおかしいのはいい加減な僕の方でしょう。

休み時間の会話も中国文学の話ばかり。

「この前言ってた○○○伝の作者わかったよー!」

「えー、誰?誰?」

「“□△ ○”だった。」(うれしそうに)

「□△かぁー。あー、そっかそっか。」(うれしそうに)

言うなれば僕が友人Hと会話するジャンルが中国文学になったようなもの。

H:「この前言ってたアニメのヒロインの声優わかったよー!」

僕:「えー、誰?誰?」

H:「“□△さん”だった。」(うれしそうに)

僕:「□△…。その人って何の(アニメで)声やったひと?」

同じような会話でもジャンルが中国文学とアニメの声優では
エラい違いですねコレ。

むぉー、やっぱりアレですか。
中国文学が趣味というか一生付き合いたいという人じゃないと
ここに来ちゃだめでしたか。そうですか。
もう、持っている“常識”のレベルが違うんです。

僕は確かに第二外国語として中国語は専攻してましたけど
ほとんど身についてません。
というのも、先生がちょっといい加減なひとだったのです。

授業はあまりマジメにやらず、
どうでもいい話ばっかりしてました。
おかげで楽しい授業でしたが
中国語はほとんど身につきませんでした。(笑)

僕のように中国語はほとんどわからず、
世界史も専攻していないため、
中国王朝の順番さえ覚えてない上に
中国文学と呼べるものは一切読んだことがない、
しかも読んだのは三国志、それも正史を基にしたものではなく
三国志演義を基にした吉川栄治の小説だけ。
そんな人間は中文研究室にはひとりもいません。

案の定、ゼミは地獄の日々


しまったと思いましたがもう遅い。
でも卒論の時が一番困りました。
まずテーマ決め。
卒業する年度の夏にはもうテーマを決めなくてはいけません。

でも、講義もろくすっぽわからない上に、
元々大して興味も無く研究室に来てますから
やりたいものなんかあるわけありません。

少々読んだことがある三国志ですら
読みが浅くて何も書くことありません。
他の人は「一生研究したい」みたいな人ばっかりですから尚更焦ります。

(またもや中途半端なままつづく)
Commented by Yura at 2006-02-09 14:59 x
そう言う時は
三国志を題材にして
正史、演技を元に自分流アレンジの
第三の国志を創造して打ち立てるのである

これぞ第三国志、なんつって(死
Commented by dio-w21 at 2006-02-10 12:24
オリジナリティあふれすぎてもはや中国文学じゃなくなってますけど(笑)
名前
URL
削除用パスワード
by dio-w21 | 2006-02-09 14:48 | コラム系雑記 | Comments(2)