セレブな人々
2006年 01月 24日
それは『セレブ』という言葉。
最近テレビを見ているとよく『セレブ』という言葉を耳にしませんか?
この言葉の意味って世間(テレビ)で使われてるのと
僕が思ってた意味と違う気がするんですよね。
テレビだとセレブって単に『お金持ち』とか
それに類似する意味で使われてる気がする。
セレブが行く店!とか
このブランド品を買ってあなたもセレブになろう!とか。
“celeb(celebrity)”って英語の元々の意味は『有名人、名士』。
僕はかつてこの“celebrity”という言葉と衝撃的な出会いを果たしたことがあるのです。
インターネットを始めた殿方なら誰しも最初の頃
えっちなページを検索ってしたことあるでしょ?
え?
ない?
ウソおっしゃい!
あるハズです!(笑)
んで、とある米国のサイト(リンク集みたいな?)にたどり着いた僕の目に
celeb
というのが目につきました。
他には“blond”だの“Asian”だのと並んでたんですが
大概意味は想像つくものばかり。(笑)
しかし“celeb”だけはわからない。
思い切ってクリックしてみるとそこに出てきたのは
米国の有名ポ○ノ女優ばかり。
むむむ、と思って辞書で調べてみると
『有名人、名士』
うむ!なるほど!と僕は納得したものでした。
友人でアメリカの大学に入ったひと(英語ペラペーラ!)に聞いてみると、
“celebrity”は確かに『有名人』っていう意味で
『お金持ち』という意味では当然使わないないんだけど、
しかしながら“celebrity”と言うとただの有名人というわけでもないそうな。
全米の人々から尊敬やあこがれを集めるような人。
つまりハリウッドスターやスーパーモデル、世界的な実業家等々。
ただ有名なだけじゃなくある程度の品格や知性を備えないと
“celebrity”とは言わないそうな。
なので、ダチョウ倶楽部や江頭2:50なんかは
“popular”ではあるけど“celebrity”とは言えない。
ダウンタウンくらいになったら“celebrity”と言ってもいいかも。
そんな感じらしいですよ。
ハリウッドスターやスーパーモデル、世界的な実業家、
そしてダウンタウンくらいの芸人の中でものぼりつめたような人たち。
そのくらいのひとになると当然お金も持っています。
だから『セレブ=金持ち』ってことになったんでしょうか。
つまり、品格や知性や安定した地位を築いている人って
自ずと名声を手に入れるだけの質を持っているんだけど、
必ずしもお金持ちじゃなくていいわけです。
まあ、そういう人は大概すっごいお金持ちなんですけど。
なんか細かいこと言ってるようですけど、
何か最近安易に「セレブ、セレブ」と使われてる気がして
ちょっと気になるんですよねぇ。
単なるその辺にいるようなブランド品を身に付けた程度のお金持ちって
セレブと言っちゃいけないんじゃないかなぁ…。
このひとたちは『セレブ』と呼んでいいと思うんだけど。(笑)