四季紅
2012年 01月 05日
何やら妙に存在感のあるお店を発見。
四季紅
看板にはそう書いてあります。
しきべに?しきこう?
一体何のお店?
店名からは全然想像がつきません。
よーく見ると『台湾料理』と書いてあります。
ほほぅ、一見するとわかりにくいようにも感じるが・・・?
妙なオーラを放つお店が気になり、
しばさんと共に入店。
「いっしゃっせー。」
「おなぁ☆△×♪に%&#さーい。」
ん!?
しょっぱなから何を言ってるかよくわかんない!?
しかも、ウェイトレスさんらしき女性のうちのひとりは、
口をもぐもぐ動かして何か食べながら「っしゃっせー。」とか言ったぞ!?(笑)
店内もどこかフツーのお店とは違う。
でも、全然イヤな感じはしない。
むしろ親近感を感じるようなあかぬけてない感じ?
でも、ただダサいとかそんなんじゃなく、
どこか漂う異国情緒というか、
何か海外に行ってお店に入ったときと似ている。
これは、もしかして・・・店員さんから何から”現地仕様”のお店なのでは?
ウェイトレスの対応もどこか「ぞんざい」。
淡々と注文を聞き、何も言わずにガタッと伝票を置いていく。
でも、なんかイヤな感じのしないそっけなさ。
なんつーか、日本のレストランって作られた丁寧さってあるじゃないですか。
必要以上に丁寧、というか。
そういうウソくささがないんですよ。
自然というか。
「おぁたせっしゃったー。」
お、来た来た・・・
(;゚Д゚)って、えぇぇええええーー!?
写真では伝わりにくいかもしれませんが、
トンでもない量です!
麻婆豆腐定食(980円)を注文したのですが、
まず麻婆豆腐が、既に2人前くらいの量。
焼肉屋とかで見る石の器に、なみなみと入っています。
そして、わきに麻婆豆腐以上の存在感で僕を圧倒する油淋鶏(ユーリンチー)。
なんだ、この量。
2,5人前くらいありそう。
これだけでもおなかいっぱいになるぞ!?
一番上の肉をめくると、そのまた下にも肉が。
巨大な鶏肉まさかの2枚重ね!?
(;゚Д゚)サービス良すぎるだろう、コレ!!
っていうか、メニューの写真と全然違うよね!?
明らかにメニューより特盛ですよね!?
しばさんが注文したエビチリ定食。
エビチリはやや多目、といったところ。
同じ油淋鶏がついていますが、
・・・あれ?
(;゚Д゚)僕のより量が少ない!?
なンで!?
多いことには変わりはないのですが、
しばさんのは1.5人前くらい?
明らかに僕の”山”とは標高が違う。
テキトーなの!?
それともエビチリと麻婆豆腐との単価の違い!?
まぁ、おちつけ。
まだあわてる時間じゃない。
とりあえず・・・
う、うまい!!
なにコレ!?めちゃめちゃうまいぞ!?
麻婆豆腐は、いつも食べてる麻婆豆腐とは
明らかに雰囲気の違う味なのですが、これがうまい。
油淋鶏も揚げぐあいも外側がパリッ。
内側がジューシー。
味付けもめちゃくちゃうまい。
なんなんだ、この店!?
うまい。
うまいよ。
うんうん。
うん・・・
うん・・・う・・・
一向に減らない僕の皿。
おかしい。
相当食べてるはずなのに、麻婆豆腐も油淋鶏も全く減る気配を見せない。
最初は、はしゃぎながら軽快に登っていた登山も、
いつのまにか息を切らし、もう随分登ったはず、と
見上げるとまだまだ遠い山頂。
あれ?なんで?
そんな気分です。
僕:「(;´-`)し、しばさん・・・僕はいま何合目にいるんだろう・・・。」
しば:「まだ半分も登っていないようですが・・・。」
僕:「(;´-`)だ、だよねぇ。でも相当食べてるんだけど・・・。」
しば:「ええ、確かに。だって明らかに僕のと量が違いますもの・・・。」
半分に到達しようか、というあたりでギブアップ。
でも、こんなにウマイのに残すのはもったいなさ過ぎるので、
お店のひとにお願いしてお持ち帰りを敢行。
あ、持ち帰りは快く承諾してくれました。
わざわざ持ち帰り用のパックや輪ゴムもくれました。
やっぱり残すひとは多いのかな?
そんなことを思いながらパックへつめていると、
隣の席の若者二人のところにチャーハンが来ました。
多っ!!
すごい山です。
居酒屋でよく見る感じのみんなで食べる感じのやつです。
それが一人ひと皿ずつ。
さすがに若者たちも
「こ、これ多くねぇ!?」
とつぶやいてました。
なんていうか、戦いは数だよ兄貴、というか。
連邦の物量作戦というか。
でも、ただ多いだけじゃなくて、それぞれの質、つまり味も良い。
ものすごい数で攻めてきたよ!
全部ビグザムですけど!とか
ものすごい数を並べて攻めちゃいます!
でも、全部ジムとかボールじゃなくてガンダムですけど!みたいな。
このお店、どうやら全国に店舗が点在してるようなので、
見かけたら入ってみては?オススメです。
でも、”量”に注意。
お見舞いされますよ?(笑)