耳の穴
2008年 06月 07日
仕事も忙しくてひぃひぃ言ってたわけですが、
それ以外にもちょっと問題が発生しまして。
結論から言いますと
ちょっと入院することになりました。
てへっ。
病名は、先天性耳ろう孔(耳瘻孔・じろうこう)。
なんじゃ、そりゃって聞きたそうな表情(かお)してんで
説明させてもらうがよ!
まずは僕が説明するよりも、解説を見てもらいましょう。
【gooヘルスケアより転載】
遺伝が関係するもので、多くの場合耳介の前方に
小さな孔(あな)(瘻孔)として認められ、
その大きさは縫い針の穴程度のものです。
時々その孔が耳介軟骨(じかいなんこつ)の上にできる場合もあります。
耳介は胎児期にいくつかの軟骨性の塊が寄り集まって
ひとつの軟骨に形成されるものと考えられています。
これらの塊がひとつの軟骨に癒合する時にうまくできず、
小さなすきまができてしまうのがこの病気だと推測されています。
この小さな孔の下には袋状のものが隠れています。
そこににおいのある白い泥状の分泌物がたまるとふくらみ、
孔から自然に、または孔の周囲を圧迫すると分泌物が出てくることがあります。
この分泌物が感染の原因となって炎症を起こす可能性があります。
感染すると、袋ごと発赤してはれあがり、
孔の周囲に痛みを訴えます。
袋からさらに周囲の皮下組織に炎症が及ぶと発赤とはれが拡大し、
うみがたまり、激痛になります。
治療の方法
孔を見つけても何も症状がなければ放置してもかまいません。
感染しないように孔の周囲を清潔にするように心がけてください。
感染を起こした場合、初期ならばなるべく外科的治療をせず、
抗生剤や消炎薬などで治療します。
しかし、炎症がひどくなり膿瘍(のうよう)の形をつくると内服薬では効かず、
救急処置として、切開してうみを出す必要があります。
いったん炎症がおさまったら、再度、袋を含めて
孔ごと摘出する手術を行います。
袋はさまざまな形をしており、耳介軟骨に癒着することもあれば
軟骨を貫(つらぬ)いてさらに奥に入っている場合があります。
まれに袋が外耳道にまで達することもあります。
緊急処置として過去に排膿のために切開を加えていると
瘢痕(はんこん)組織などで摘出術中に袋の形がわかりにくくなることもあります。
袋を広範囲に摘出すればとくに問題はないのですが、
袋が複雑な走行をした症例では摘出術中に袋の一部分が取り切れず、
残ってしまうと再発することもあります。
というわけです。
実は、僕はちっちゃい頃から
図の赤い印のところに小さい穴が開いてるんですよ。
その孔から“うみ”のようなものが出てくるんです、たまに。
んで、それが「こいつァーくせぇー!(以下略)」みたいなニオイがするの。
一番古い記憶では、ちっちゃい頃に、
何気なくかゆいような感じがして耳の根元をさわったら
なんかぬるっとしてて、ニオイをかんだら納豆のようなヘンなニオイ。
母さんに説明するも、
母:「ハイハイ。(にっこり)」
と全然まともに取り合ってくれなかったんですわ。
でもコレは詮無きこと。
僕だって小さい子がそんなこと言ってたら
「また子供がよくわかんないこと言ってるなぁ。」
としか思わないでしょう。
んで、この“うみ”ですが、僕の身体が極端に弱まると活発に出てくるんです。
活発に活動を始めると、もともとちょっとふくらんでいる部分が
さらに腫れて赤く大きくなり、痛い上に皮膚が引っ張られて
顔が突っ張ってきます。
しかも、顔のその部分がズシっと重く感じられたりと
とにかく大変。
今までも大きく腫れて大変だったのは、
浪人の頃とZ務課で入院した時期。
やっぱり僕の人生の二大ツライ時期にピッタリ来ます。
んで、今回それが盛大に活動を始めました。
どれだけ僕が今疲れているのかがわかるというもの。
とにかくこのままではどうしようもないので、
耳鼻科に行って診てもらったわけです。
医者:「うーん、これは先天性耳ろう孔だね。」
僕はこの先生の言葉で、初めて自分の病名を知りました。
今まで、ネットを調べても同じ症状のひとを見つけ出すことができず、
奇形の一種みたいなもんだくらいの認識はあったのですが、
ちゃんとした病名がついていたのが
単純に嬉しかったです。
僕のほかにもちゃんと同じ症状のひとがいるのか!と。
30年謎だったのが実にスッキリしました。
しかし、先生いわく僕のはかなり多くて深い様子。
やはり30年以上そのままだったのが原因なんですかねぇ。
医者:「手術しましょう。いま炎症を抑えたとしても、
これから治る見込みの無いのは君が一番よくわかってるだろう?」
確かにおっしゃるとおりです、先生。
一時的に症状が収まってもまた身体が弱れば必ず出てきます。
そういえば、オヤシラズのときも似たような会話してたような。
というわけで手術と相成りました。
症状が軽く、小さいものであれば日帰り入院でもいけるくらいですが、
僕の場合はかなり大きそうなので、最大1週間弱くらいかもしれません。
実際に手術するのは、今月下旬の予定。
うーん、不安。
ちなみに本来はほんのちょっぴり切るだけで済むはずのこの手術。
僕は大きいので耳元にキズがビシッとつきそうです。
うぐぅ、キズモノになってしまう…。
それにしても、書いてる今も痛くてぐったり。
早く楽になりたい…。
でも来週もギッチリ仕事しないと。
休めるのかなぁ…。
ぐたり。
だから言ったじゃねェか、とかは
通らない事情があるんだろうな。
生真面目なのか責任感が強いのか
自尊心が高いのか、すこし根詰めて
仕事をし過ぎなんじゃないか。
まぁ、もうなってしまったからには
しようがないけれど。
2008-05-12の日記には、疲れると
背中が痛くなるとか書いてたが、耳の
方もなのか。あちこちで痛みが現れる
のは大変そうだ。
「じろうこう」はすこし調べてみたけど、
患っていないと知らないだけで、結構
多くみられる疾患のようだね。
俺より調べてるだろうけど、切開手術
しても再発するおそれがあるようだから
気を付けてな。
カミさんの手術に比べればなんてことない
と腹を括るしかないだろうw
日記はまた、術後の元気になった身体で
楽しませてくれ。
お大事に。
ホントにするハメに・・・。
仕事するのが下手なのかなあ。
耳ろう孔自体は結構いるみたいなんだけど、
雑菌が感染して苦しむひとってのがそんなたくさんいなくて、
いたとしても子供のときに解決済みってパターンのようです。
困ったもんだ・・・。
「弱ってくると発症する持病」というのは
猫も持ってますが
入院手術となるとただ事ではないですね~
なんにせよ「炎症」は
こじらせて爆発したりすると
えらい事になりますから
この際いい機会ってことで
完全消滅させるのが良いかと。
休職もするのもいろいろ大変でしょうが
まずは
明るい未来のためにがんば~っ
きちこ様もじょうたろう君も
大変でしょうががんばです~
それにしてもこれだけ残業して体調悪くなっておきながら、
残業代はほとんどないですからなぁ。
報われないぜ。
いくら残業してもあげにくいんですよ。
Ka長がすごいひとなもんで。
今回の体調悪化もこのひとが原因みたいなもんですわー。
ちなみに去年の今頃にも、うつ病で入院してしまい、
配置換えになった職員がいました。
恐るべしKa長。