出でよ七人の小人たち!【前編】
2005年 08月 25日
そこには壮絶な記録が残っていました。
これはネタ用に写真を撮ったのではなく、
『必要』だったので撮ったものなので、
見づらい又は肝心な写真が欠落したりしてますがご了承を。
あれは今年の3月。
引越しも間近に控えて荷物を少しずつまとめていた頃。
雪もまだまだ積もっていたのを覚えています。
僕のアパートには1世帯にひとつ物置が設置されていました。
ヨド物置とかそんな感じの。
そこの中においてあった荷物も整理しなくてはいけないので
ある夜、僕はその物置の扉を開けようとしました。
ガラッ…ガツン!!
物置は数cm開いたところで扉が何かにぶつかりました。
中で何かがつかえているようで、扉がそれ以上開きません。
扉を揺らしてみたり何度も動かしてみたりしながら
いろいろ試してみましたが、ある一定の場所から
扉は開こうとしません。
(-_-;)こいつは困った。しかし何とかしないと…。
普通に暮らしているなら、そのうち何とかなるかしらと
楽観的に構えていてもいいのかもしれませんが、
引越しも近いので何が何でも開けないといけません。
扉はこぶし1個分程度しか開かないし、夜で真っ暗。
中で一体何が起こってるのか全くわかりません。
たぶん明るくなっても同じでしょう。
困った僕は一計を案じました。
(・∀・)デジカメで中の様子を撮影してみよう。
デジカメなら扉の間に入るので、
中がどうなっているのか撮影すればわかるハズ。
パシャ。
お、いい感じだ。
でももっと下の方を写さないとわからないか。
パシャ。
∑( ̄Д ̄)!?
何…コレ?
どんな偶然が重なればこんなことに!?
自転車の空気入れがガッシリと扉を押さえています。
写真を見ておわかりでしょうか?
付け根の部分は扉をガッチリとガード。
そして取っ手の部分が丁度一番奥の溝に入り込んでいます。
更にその空気入れを雪かき用のスコップが
ガッチリと動かないように上から固定しているのです。
ちなみにスコップは奥に置いてあるタイヤと物置の間に入り込み
これまたガッチリと動かないようになっております。
ね?こんな感じ。
しかもそのスコップにも手が届きません。
どんな偶然が重なったらこんなことになるんでしょう。
何ですかコレ。ギャグ?
デジカメの画面に映る絶望的な映像の数々。
途方に暮れているわけにもいきませんが、
どうやったらこの状態を打破できるんでしょう。
7人の小人さんにでも頼まないと無理なんじゃ!?
【後編につづく】