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オタクリーマン“DiO”の奇妙な日常


by dio-w21
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ジュラシックパーク・ザ・ライド

実家でアルバムを見ていたらいろいろ写真が出てきたので
しばらくそのネタを。

10年ほど前にユニバーサルスタジオ(米国)に行ったときのお話。
当時は日本にユニバーサルスタジオができるなんて夢にも思ってない。

その当時、まだできてそんなに経っていない新しいアトラクション、
ジュラシック・パーク・ザ・ライド』というのに乗りました。

ジュラシックパーク・ザ・ライド_e0046214_21525674.jpg



僕は、ちょっと前に同じくユニバーサルスタジオに
遊びに行った友達が言っていたことばを思い出しました。

「乗り物に乗って水が張ってある場所を行くんだよね。
 途中で恐竜が出てきて動いたりするの。
 結構おもしろかったよ。

 んで、最後に暗いトンネルに入ったかと思うと
 乗り物がストーン!と高いところから落ちるんだよね。
 落ちるっていうか、すごく急な坂をすごい勢いで滑っていくの。

 んで、下に着いたら水がバシャーン!ってなって
 すごく濡れちゃうんだ。

 外国って日本と違って水がかかっても誰も怒らないんだよね。
 むしろYEAH!とか言って楽しんでる。

 でも、降りたところで女の人がTシャツ脱いで下着姿で、
 濡れたTシャツの水を絞ってたときはびっくりしたけど。
 しかも笑顔で(笑)。

 あ、そうそう。その急な坂を下りるとき
 周りは真っ暗なんだけど、
 正面が何か一瞬ピカッと光るの。

 あれ、フラッシュなんだよ。カメラの。
 んで、降りたあと、記念に写真買いませんか?って言われるよ。」


僕は動き出したジュラシックパーク・ザ・ライドの乗り物の中で
彼の言葉を思い出していました。

よし、他に乗ってる連中と違い、僕は写真が撮られる箇所を知っているッ。
何かおもしろい格好で映るとしよう。

そしてしばらくコースを進むとTレックスに追われます。
そして暗いトンネルに入りました。


よしッ。

クライマックスだ!

そして暗いトンネルッ。

ストーンと落ちるぞッまもなくッ。


そう思っているとガクン!と乗り物が下りはじめました。

周りに乗っているひとたちは必死に前の手すりにしがみつきました。
キャー!と叫んでいるひともいます。

僕もしがみつきたい!
目をつぶってしまいたい!
うわぁー!ってみっともなく叫びたい!

だが退かぬ!

すごい勢いで乗り物が下り始める中、
僕一人だけがポーズを取って正面を向いています。

ぐぉぉー、フラッシュはまだか!?
あれはガセだったのか!?

第一、周りは暗くて何も見えない。

僕は何も見えない暗闇の中、
カメラがあるんじゃないか?という方向を見てがんばってるけど、
本当にカメラなんてあるのか!?
いつまでこの体勢のままがんばれば!?

そう思っていたら前がピカッと光りました。

来たッ!

フラッシュだッ!

やはり写真の話はウソじゃなかったッ!

一気に安堵した僕は周囲のひとと同じように
前の手すりにしがみついて、うひぃーと叫びながら
落ちていきました。


バシャーン!


いやー、やっぱり水すげぇ。
容赦ねぇ。
周りの外人、全員超うれしそーにしてるし。
さすがだ。

降りた僕らに待っていたのは、
友だちの言うとおり落ちる瞬間を写した写真。

おぃ、DiO。おまえだけ何でこんな風に映ってんのさ!?

一緒に見た写真には、ひとりだけ『浮いた』僕が写っていました。
その写真がコレです。
























ジュラシックパーク・ザ・ライド_e0046214_21515142.jpg






















ニヤリ!




大成功!




ひとりだけカメラ目線ピースサイン

いやー、満面の笑みでカメラ目線の僕の顔を
お見せできないのが、実に残念。


…我ながらくだらないことをがんばったもんです(笑)。
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by dio-w21 | 2007-09-05 21:56 | コラム系雑記 | Comments(0)