ザ・ウルトラマン
2007年 07月 03日
ザ・ビートルズ。
ジ・アルフィー。
ジ・O。
母音の前は“ザ”じゃなくて“ジ”。
英語の“The”ってめんどくさい。
特に習いたての中学の頃にそう思った経験はありませんかな?
知識ではわかっていても、
実際に話すとなかなか意識できなかったり。
僕が英語のネイティブのひとと知り合いになったときに
最も衝撃を受けたのがこの“The”の扱いについてです。
僕:「英語の何がめんどいって“The”ですよ。」
ネイティブ:「そう?まァ日本語にハ無いものだカラね。」
僕:「そうですよ。“ザ”になったり“ジ”になったり。」
ネ:「エ?」
僕:「ホラ、母音…アイウとかの前だと
“ザ”じゃなくて“ジ”になるじゃないですか。」
ネ:「ン~?」(首をかしげながら)
ここで僕は、僕の日本語が難しすぎたかなと思って
もう一度丁寧に説明しました。
それでも向こうは首をかしげっぱなし。
困ったなぁ、どうやって表現すればいいのか、
そんな風に考えていると
ネ:「ン~、ボクそれ知らなイ。」
(゚Д゚;) は?
ネ:「英語にそんナ決まりないヨ。」
∑( ̄Д ̄;) エ────ッ!?
僕らが中学の頃からあんなに教えられたのに!?
「無い」ってどういうことっ!?
ネ:「そういう話をされれバ、そうかナ~?とも思うけど、
みんなそんな細かいコト気にしテないヨ。」
じゃあ無意識にやってる、とかじゃなくて
ホントにそんな厳密なことしてないってこと!?
ちなみにそのひとは、アメリカのロサンゼルス出身の
バリバリのアメリカっ子の男性。
彼の英語が拙いわけではありません、念のため。
ネ:「みんなそんなコト気にしてナイ。
“ジ”って言うこともあると思うけど、
“ザ”って言ってモ通じるし、
逆に“ジ”ってちゃんと言ってるひとの方がヘン。」
(゚Д゚;) マジデー。
その文法自体は間違いじゃないけど、少なくても自分の周りには、
そんな細かいことをキッチリ実践してるひとはいないって、彼は言ってました。
もちろん自分も含めて。
日本語の細かい文法や決まりみたいなもんで、
そんなに気にする部分じゃないみたい。
僕らが想像するよりアバウトな部分なのかもしれません。
彼はこうも言ってました。
「そんな細かいコトはどうでもいいネ。
大事なのはハート。」
“ザ”だの“ジ”だのを気にしてビクビクするよりも、
多少間違ってもいいから、思い切ってハキハキと話す勇気。
こちらの方が大事ってことですね。
あ、ところで冒頭のザ・ウルトラマンは間違いじゃないです。
そういうアニメがあったんです、昔。
…いかんいかん、歳がバレる。(;´-`)
みなさん細かいことは気にしないように。
大事なのはハート(笑)。
あと、意思疎通は根性も必須条項。って韓国行った時思った。
忠実に標準語を用いようとすると、一般的におかしく
聞こえてしまうのは、どこの国でもそうじゃないかな。
外人が懇切丁寧に話そうとしている会話に違和感が
あったりするのも、日本人が英語を喋って変に感じら
れるのも、同じような例があるだろう。
日本語でも、「ら抜き」や「い抜き」言葉なんて意識して
いる日本人は、それ程いないと思うけれど。
だから、「逆に“ジ”ってちゃんと言ってるひとの方がヘン」
というのも納得がいくね。
ところで、「THE有頂天ホテル」という映画があるけれど、
あれの読みは「ザ・有頂天ホテル」だ。
どうでもいいことだがw
DIOの「ザ・ワールド」は、ザがあってよかったと思う。
余談。
喋ってる時にイチイチそんな細かいこと気にしないでーって。
ようは通じれば良いんだよーって。
中学の時の文法の教師に聞かせてやりたいなと思ったモンです(笑)。
でも、アルフィーは、
「ザ・アルフィー」よか、「ジ・アルフィー」の方が
しっくりくる気がしますが・・・。
うむ、全くですな!要は気合だ!
>ジ・OはTHE・Oなのか?w
うむ、そのとおり!
ジ・OはTHE・OでジオはZIOなのです(笑)。
>miyaさん
おお、ここにもナカマいたー!!
よかった、僕だけじゃなかった。
正直なところ、そのひとだけがちょっと変わってたりするのかなぁ
と不安に思ってたんですよねぇ。
やっぱアルフィーはザじゃなくてジじゃないとね!(笑)