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オタクリーマン“DiO”の奇妙な日常


by dio-w21
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ま!さ!に!圧倒的!! 前編

バーチャ5をプレイする者なら
誰しも知っていると思われる“セクシー斎藤”。
VF.TV(バーチャ5の筐体の横のTV。様々な情報を提供する番組を放映)での登場や、
公式大会での司会など活躍の場は様々。





ま!さ!に!圧倒的!! 前編_e0046214_1952659.jpg


セクシー斎藤氏(画面左)>
※画像は公式サイトより拝借







ヤツこそ、この日記にも何度か登場した
小学校からの我が親友Jなのです。


別な道を志して東京に行き、
いつのまにかSEGAに入って
いつのまにかバーチャの大会で盛り上げ役として活躍し、
いつのまにかVF.TVにちゃっかり出演していました。

ま!さ!に!圧倒的!! 前編_e0046214_2005165.jpg


※VF.TVはこんな感じで設置されています。


先週の土曜日、用事があって帰省した友人J。
偶然にも青森市でバーチャ5の公式大会が開催されるらしい。
バーチャ5の大会にいつも出ている友人Jだが、
それはあくまで司会という立場。
選手として出場したことは、実は一度も無いのだそうな。

というわけで、ぜひともプライベートで純粋に出場選手として
大会に行ってみたいという友人Jの願いをかなえるべく、
僕もお付き合いで行ってみることにしました。

思えば、スト2華やかりし頃なんて何度か出場したもんですが、
ゲームの大会なんてもう随分行ってない。
ゲーセン自体にもう何年もまともに足を運んでないのだから当たり前ですが。

僕は心地よい緊張とワクワク感に包まれていました。
久々にゲーセンの活気ある空気が楽しめるのもそうですが、
何せバーチャ5なんて対戦できるほどプレイしてませんから、
負けが決まった試合。
逆に肩から力が抜けるってなもんです。

それにひきかえ友人Jは行きのクルマの中からガッチガチ。
まぁ、それも詮無きこと。
何せバーチャ5では有名人。
僕のように素人プレイではいられない。
そこそこウマイところを見せたい、そんな気持ちが
彼を随分追い込んでいたようです(笑)。
青森市に着く頃にはいつもの陽気な口調はどこへやら。

無事青森市へ付いてSEGA店内へ。
店へ入るとすぐにバーチャ5の筐体が見えました。
大会開始までまだ1時間半はありましたが、
既に多くのプレイヤーたちがスタンバイ。

店内へ入ってきた僕ら、正確には友人Jを見て、
みな目が釘付け。





「ちょっ…あれって…!?」





「セクシーさんじゃねぇ?」




「セクシー斎藤じゃん!?」




改めて友人Jが有名人なことを実感。
すぐに何人かのひとが走ってきて、




「セ、セクシーさんですよねっ!?」




サイン下さい!!!













すごい!!







ひとにサイン求められてるゥ!








そこにシビれる、あこがれるゥ!!





それからも次々とひとがやってきてサイン攻め。
いやー、すごいなぁ。有名人だなぁ。
さすがセクシー斎藤。




「なんでこんなところにいるんスか!?」




そりゃみんなびっくりだよなぁ。
普段はTVとかで見てるひとが
いきなり田舎青森のとあるゲーセンに現れるんだもん。
しかもその日はバーチャ大会。
そりゃテンションも上がるわ。

そしてセクシー自ら

「俺、出身こっちでちょっと帰省してきてて・・・」

と話すと彼らはまたも驚きの表情で、

「マジすか!!!こっちなんスか!!!」

「え、弘前!?俺もなんス!うれしーっス!!!」

まさかセクシー斎藤が青森県弘前市出身だなんて
ほとんどのひとが知らないわけだもんなぁ。

僕だって自分がいつも見てる番組のひとが
実は自分と同郷だったらテンション上がるわ。

そしてその隣にいる僕。





そうか。







有名人の友だちの気分ってこういうのか!!!







自分にとっては小学校からの友だち。

一緒にバカなことして遊んだり、ふざけあったりして
共に育ったそいつが、ある日からTVの中で人気を得ていく。
そして、周囲からは特別扱いされてるわけ。

でも、自分にとっては昔からの変わらぬ友人。
そういうひとの気持ちがいま心で理解できたッ。

実に不思議な感覚。
おもしろいなぁ。

しかし、周囲のうなぎのぼりのテンションとは裏腹に
肝心のセクシー斎藤のガラスのハートは砕けそう。
もちろん笑顔で周囲には応対しているものの、
緊張でぶっ倒れそうになっています(汗)。

そんなに緊張しなくてもいいのになぁ。
普段大勢の前でのおもしろトークに比べれば楽勝だろうに。

しかし、そういう問題でもないらしい。
これだけみんなの注目が集まると、
そのプレッシャーというのは相当なもののようで、
無様なプレイはできない、とすっかり目はうつろ。




なんでおまえは緊張してないの?
 おまえって小学校のときからそうだよなぁ。





そうかな?


それなりに緊張してるつもりなんだけどなぁ。

「全然緊張してないね?」とはいつも言われます。
なんでだろう、こんなに繊細なのに(笑)。


(後編につづく)
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by dio-w21 | 2007-06-18 20:15 | おともだち | Comments(0)