事実は小説よりも…その2
2007年 06月 15日
大学に入ったばかりの頃ってみんな仲良くないですか?
クラスの仲間とかと。
しばらくするとどんどんバラバラになっていくんですけどね。
少なくても僕のときはそうでした。
そのときにクラスにいた女の子。
現役合格で、お父さんは教授。
まぁ、お嬢様ですわなぁ。
クラスの何人かでそのひとのウチに遊びに行ったときのこと。
嬢:「へぇ、DiOくんって青森出身なの!?青森のどこ?」
僕:「( ´-`)弘前だけど?」
嬢:「えぇ!?ホントに!?あたしのお兄ちゃんも弘前にいるんだよっ。
医学部なの。」
話を聞くと、どうやら弘前大学の医学部にお兄ちゃんがいるらしい。
さすが、教授の息子。
娘もH大に現役合格だし、やっぱりエリートの家系は違うなー。
そのときはそのくらいしか印象に残りませんでした。
数年後。
学年が進むにつれてクラスの連中も
仲のいいやつ同士でかたまって、それぞれが疎遠になっていき、
必然的にその女の子ともまったく接点が無くなっていきました。
・・・まぁ、僕が留年したせいもあるんですが(嗚咽)。
そして大学を卒業し、僕は実家のある弘前へ戻りました。
んで、弘前市の隣町の役場に就職したというのは、
へっぽこ日記の常連様であれば知っていることと思います。
そして、その役場に入ったときに、1年前に役場に入った先輩方が
僕ら社会人1年生にいろいろ教えてくれるわけです。
その中にいたある女性。
そのひとは僕らが役場に入ったあと、
そんなにしない間に退職してしまいました。
その理由は結婚。
まぁ、よくある話です。
医者と結婚するんだと。
いいなぁ、玉の輿ですなぁ。
しかし、そのひとはいなくなるちょっと前に僕に言いました。
「□□ ○子ちゃんって知ってる?」
□□ ○子?
確かに聞き覚えがある名前。
それは、冒頭で話した教授の娘と同じ名前。
しかし、それはよくある苗字と名前だし、同姓同名。
だって、ここにいる女性が、知ってるはずないもの。
ここは青森。
北海道にいたときの僕の同級生、
しかも僕でさえほとんど付き合いのなかったひとを知ってるハズありません。
僕:「□□ ○子?うーん知らない・・・と思う。」
先輩:「ほんとに?」
僕:「いや、ひとりその名前に心当たりはあるけど、
昔の同級生だから同姓同名のひとで違うと思うし・・・。」
先:「そのコ、北海道でしょ?」
僕:「(゚Д゚;) その・・・とおり・・・だけど?」
先:「あたしが言ってるの、たぶんそのコ。」
なぜ、□□ ○子のことを知っているッ!?
ありえない!
こいつ新手のスタンド使いか!?
なぜなのか、全くもってワケがわからない。
先:「あたし、もうすぐ結婚するじゃない?
それでこの前も彼の実家にいってきたのよ」
ほほぅ?
先:「んで、彼の妹さんと話してきたんだけど、この前、役場に来たひとで
おもしろい名前のひとがいるって教えてたのよ。」
おもしろい名前?
確かに僕の名前はめちゃくちゃ珍しいですからねぇ。
インパクトは絶大。
一度聞いたらなかなか忘れない。
先:「そしたら、その妹さんがね、言うのよ。
わたしのクラスにも同じ名前のひとがいたって。
すっごい偶然だねって。」
(゚Д゚;) …。
先:「そしたら妹さんが知ってるDiOくんも同じ名字で、
しかも弘前出身だって言うから、もしかしてわたしが知ってるDiOくんと
同じDiOくんなんじゃないかって話になったの。」
(゚Д゚;) ひぃぃ、そのとおりっス!!
すげぇ偶然だよ、コレ。
なにコレ、世界って狭ェー!?
そう、僕はそのとき思い出しました。
あの時、その女の子が言っていたことばを。
「あたしのお兄ちゃんも弘前にいるんだよ。」
「医学部なの。」
つまり、目の前にいるこの女性の結婚する相手こそが、
学校終わって医者になったそのお兄ちゃんか!!!
すごいなぁ、何年も前に聞いた、
しかも既に忘れかけていたあの話が
まさかここでつながるとは…!
世の中いろんなことがあるもんです。
何気なく出会ったひとが、知らず知らずのうちに
つながっているんです、きっと。
この世界は。
(3年越しのテンドン)
しかし、なかなか数奇な経験してるね。
ってコレですな、なつかしい。
http://diow21.exblog.jp/499630
よくこんな古いこと覚えてたなぁ。すごい。
ずっとあたためてたネタ出しちゃいました。
最近検閲が厳しくて奥さんネタが枯渇してるので、やむを得ず(笑)
え?行かんぞ歯科医?( ̄Д ̄)
>奥様検閲
そうなんです、厳しいんです。
いまやネットアイドルなんだよ!
奥さんネタを楽しみしてるひとが大勢いるんだよ!と言っても
許可が得られないのです。なむー(笑)。