犯人は・・・おまえだっ
2005年 06月 02日
右手にシップという痛々しい姿で過ごす僕は
洗濯機の方からある叫び声を聞きました。
「ぎゃーす!」
(゚Д゚;) ど、どーした!?
今の「ぎゃーす」という声は奥さんの声。
何事かと思って行ってみると
明らかに不機嫌そうな顔で僕を見ながら
奥:「(;`ω´)ちょっと!!シップを洗濯物の中に入れたでしょ!」
僕:「(゚Д゚;) え、ぇえ!?」
奥:「(;`ω´)見てよ!ホラ!」
洗濯カゴを見るとそこには何やら白いゴムのような物質が
ぼろぼろと付着した、洗い終わった洗濯物が入っていました。
ありとあらゆる場所にそれは付いていてもう見るも無残。
ティッシュをポケットに入れて洗濯したよりもヒドイ。
奥:「(;`ω´)どう見てもシップでしょ、コレ!」
確かにティッシュには見えません。
ちょっとゴムゴムした物質は、
シップのひんやりとしたあの部分にそっくりです。
僕:「(゚Д゚;) で、でもシップなんかポケットには入れないよ。」
使う前のシップも、使い終わったシップも
僕はポケットに入れるようなマネはしません。
奥:「(;`ω´)でも、こんなになってるじゃん!」
うぐぅ、確かに。
犯人は僕なのか!?しかし、全く覚えがありません。
僕:「(゚▽゚;)使い終わったシップがくっついて
洗濯物にまぎれこんだんじゃないかな…。」
奥:「(;`ω´)罰としてお手伝いしてもらいますからね!」
嗚呼、問答無用ナリ。
僕が故意にやったわけではありませんが、
原因は僕のシップということで
僕は奴隷として奉仕することになりました。(笑)
というわけで、ゴムゴムしたかけらたちを
奥さんが洗濯物からせっせせっせと払い落として、
僕はそれをベランダの物干し竿にかけていきます。
しばらくすると奥さんが叫びました。
奥:「∑(;`ω´)・・・あ!」
僕:「(´・ω・`)ん、どーしたの?」
奥:「(;`ω´)こ…これだ…。」
僕:「(´・ω・`)は?」
奥さんが呆然としながら手に持っているもの。
それは脱衣所に置いてあった足ふきマットでした。
表側はじゅうたんっぽいんですが、
裏側の部分は白いゴムマット状になっているもの。
一部分がボロボロと崩れていました。
つまり、先ほどから僕が大いに責められていたのは
僕のシップではなく、奥さんが自分で洗濯機に入れた
脱衣所の足ふきマットのゴム部分だったのです。
ゴワゴワして硬い足ふきマットを
普通の洗濯物と一緒に洗ったため、
裏側に付いていたゴム部分が洗濯のねじれ等に耐えられず
ボロボロと崩れ落ちてしまったのでした。
僕:「( ̄ω ̄)・・・。」
奥:「(;`ω´)~♪」
僕:「( ̄ω ̄)やっぱり犯人は僕じゃなかったじゃないか…。」
奥:「(;`ω´)さ!早く干しちゃいましょっ。」
いつか謀反を起こしてやる。(笑)
敵は本能寺にあり!!