へっぽこ日記
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オタクリーマン“DiO”の奇妙な日常
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当サイト(ブログ)にはジョジョの奇妙な冒険の画像を使用している部分がありますが、悪意に基づいて掲載しているものでは決してありません。
コミックの全画像の著作権は荒木氏及び集英社に帰属します。

入院ものがたり その1
僕は生まれてこのかた入院とかはしたことはありませんでした。
そう去年までは。
ひ弱そうに見えるおぼっちゃんタイプの僕ではありますが、
意外に身体は丈夫で、病気らしい病気もケガらしいケガも
したことはなかったんですよ。
そう去年までは。
ちょうど去年の今頃ようやく普通に仕事に復帰できたような感じでした。
そんな入院ものがたり。書いてみました。
あんまり楽しい話じゃないですが、よろしければどうぞ。

2003年3月。
僕は追い詰められていました。
税務課に配属されて3年目。
配属された年に税務課がひとり減になり、
2年目にはすさまじい分量の仕事をまかされ、
3年目には固定資産税というかなり重圧のかかる仕事をまかされた挙句、
同じ係のひとが産休(育休)で不在。
さらに申告(確定申告)システムをPCで新たに導入するということで、
PCを扱える職員が課に僕しかいなかったことも手伝い、
配属3年目とは思えないほどの業務量と責任を負わされました。
さらにさらにその年は固定資産税の評価替えの年。
他の殆どの市町村は固定資産の管理システムが導入されているのですが、
それでも大変な苦労を致します。なんせ3年にいっぺんの大イベント。
ところがウチのお役所はそのようなハイカラなシステムが
導入されていないため、全て人間の頭で考えてその数字を
おばかなコンピュータに打ち込むという手法でした。
この評価替えだけでもたいへんなのに、その他業務もまかされ、
特に申告業務を行なう職員がいつもの年より一人足りないので、
僕は日中のみならず、夜も申告関係の業務にかかりっきりでした。
他にも人間関係その他でも問題が山積だったのですが、
愚痴っぽくなってきたので省略(笑)。

今日が申告最終日というある日。
次の日よりいよいよ本腰を入れ評価替えの作業ができるぞという日。
僕は疲れ切っていました。
かつてないほどの疲労感を感じ、
毎日残業する僕でしたが、この日だけは早く帰ろうと思っていました。
そして明日からの評価替え業務に備えなくてはいけない。
なぜなら、評価替えの数字の内容をほぼ確定しなくてはいけない期日が
あと1週間ほどしかなかったからです。
今日は鋭気を養い、明日からの戦いに備えなくてはいけません。
ですが、急遽夜に申告システムの調整をすることになりました。
私がいなくては、何も進まないので
仕方なくその夜も残ることにしました。
できるだけ早く帰ろうと思ってはいたものの、結局は夜中の0時過ぎに。
ああ、ダメ。もうダメ。

倒れるように眠った次の日の朝。
何か体調が悪いです。
凄まじい疲労感はもちろんなのですが、何かヘンです。
何がヘンてバランス感覚というか何と言うか。
首を振る(回す)と何か『慣性』がつくのです。
くるっと首を回すとそのまま身体がフラっと倒れそうになります。
しかし、何とか職場へ。
でも全くもって仕事になりません。
仕事にならないのにひっきりナシに客は来るし、電話もなります。
それだけには何とか対応しますが、自分の仕事に全く手がつきません。
しかも、『慣性』と疲労感は増すばかり。
ぐったりと座りつつ定時を待ちます。
幸いこの日は金曜日。明日から一応休めます。
もちろん体調が戻れば休日出勤するつもりはありますが。
でも今日はダメです。
意識を保っているのがやっと。残業どころではありません。
定時のチャイムがなってすっくと席を立つ同じ固定資産係の上司。

「オイオイ、今倒れられちゃ困るぜ?それじゃー、お先♪」

この人です。
この人がもうちょっと働いてくれれば僕はこんな残業しなくて済むのに。
もはやまともに歩くことすらままなりません。
しかし帰らねばなりません。
何とか車を運転して帰るものの、車庫入れができません。
家の裏の空き地に車を停めてウチの中へ。
ありえない早い時間に帰ってきた僕に母親もびっくり。
僕はもうひとかけらの余裕もないので、

「ご飯もいらない。寝るよ。もう疲れちゃって。」

倒れるようにベッドへ。
そして夜に目を覚ましました。
早い時間に寝たという所為もあるでしょうが、他にも理由がありました。
気持ち悪いのです。
目を開けるとそこに広がる光景に唖然としました。
世界が回っている。
ダメだ、気持ち悪い…。吐きそう。
トイレ、トイレに行かないと。
そう思って立ち上がるもまともに立てません。
トイレまでの距離がこんなに遠く感じたのは初めてでした。
もはや歩くことすらままなりません。
床を這い、物のつかまりながらトイレまで行きます。

「何だ!?僕の身体はどうしちまったんだ!?」

便器につかまりながら吐きました。
吐く物が胃からなくなってもまだ吐きつづける僕。
ひとしきり吐いた後、這ってまた布団まで戻り、眠ったのでした。

つづく
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by dio-w21 | 2004-05-13 17:21 | コラム系雑記 | Comments(0)