開かれるATフィールド
2006年 12月 20日
いつも奥さんとふたりで犬をおさんぽに連れていくんですが、
僕が帰ってからですので、やはり夜になってしまうわけです。
奥さんの仕事が休みだったりすると、昼間の明るいうちに
おさんぽに行ったりすることもあります。
この昼間のおさんぽがすごい。
すぐに済むおさんぽも1時間も帰ってこられないときも。
というのも、会うひと会うひとそれぞれに声をかけられるのです。
「あらー!めんこいわねぇ!」
「これ、何のワンちゃん(犬種)?」
「おなまえは?」
「ウチもコーギー飼ってるの。」
などなど、様々なことを聞かれます。
まるで前から知り合いだったかのよう。
そういえば、某ホーマックのペットショップ(コーナー)には
犬をカートに入れて連れて歩けるのですが、
そのときも随分いろんなひとに話しかけられました。
ピリカが特別かわいい、とかじゃなくて、
犬を連れていることによって“ご近所感”や
連帯感のようなものが生まれるのでしょうか??
あ、でもピリカも会うひと会うひとに愛想を振りまきまくります。
どうも人間が大好きらしく、人見知りって何?という感じで、
すれ違うひとには、相手が自転車に乗っていたとしても
「(´ω`)おっちゃーん!」
とばかりに嬉しそうに駆け寄ります。
駆け寄られたおっちゃんもついつい自転車を停めて
「おーよしよしよし!めんこぃなー。おー、来い太郎!!」
太郎と呼ばれても気にせず嬉しそうにおっちゃんに駆け寄るピリカ。
そういうのも原因のひとつなのかも?
ところで「めんこい」って東北以外の地方の人はピンときませんかね?
かわいいってことなんですが。
伊達正宗の正室も“愛姫”と書いて“めごひめ”って読むんですぞ。
でも、困ったのはやはり津軽弁。
奥さんはこちらに移り住んでまだ3年。
ヒアリングは多少できるようになりましたが、
やはり日本でも最強方言のひとつ津軽弁は、
そう簡単にはマスターできるものではありません。
その辺のおばちゃんとかは、奥さんにもそれなりに
わかる程度のなまり具合ですが、
奥さんが一番困ったのは大工のおっちゃん。
ウチの近くで家を建ててるんですが、
その作業現場のわきを通ったときに
現場のおっちゃんから奥さんは話しかけられました。
しかし、奥さんは相手が何を言ってるのか一個もわかりません。
愛想笑いをして通り過ぎたようなのですが、
次の日のお休みの日、僕も一緒に行ってみてわかりました。
おっちゃん:「ろぅ!きなのうさぎだでばろ!うさぎコきたい!」
日本語訳は
「おやおや!昨日のうさぎじゃないか。うさぎちゃんが来たぞ!」
となります。
そりゃ奥さんが聞いてわかるハズないわ。
津軽弁の中でもトップクラスのなまり方ですもの(笑)。
それにしても、やっぱり犬を連れていると、何か心の壁みたいなのが
フッと無くなるんでしょうかねぇ。
なんとも不思議。
でもなんだかあったかいです。(´ω`)
それが犬飼いというものですよw
でも青森のが「会う人会う人」話しかけられる度は高そうですな~w
犬は愛想がいい、もしくはおとなしいに越した事はありませんよ
「番犬にならない」としても、
日常の社会生活において、「吠える犬」で困る事の方が
多いですから...
と、妹のダックス(吠えまくり)を見てしみじみ思うのでした