クルマみたいなおサカナ(前編)
2006年 06月 15日
奥:「(;`ω´)ちょっとちょっと!すごいの見つけた!」
僕:「(´-`;)ん?」
奥:「(;`ω´)みたこともないおさかな!」
僕:「(´-`;)は?どんな?」
奥:「(;`ω´)なんかね顔がクルマ みたいなの!」
僕:「(゚Д゚;) クルマみたいな魚!?名前は?」
奥:「(;`ω´)うーん、きんあたま?」
僕:「(゚Д゚;) は?」
それ以来僕にそれを見せたくて仕方ない奥さん。
買い物に一緒に行くと必ずその魚を探します。
奥:「(;`ω´)あれー、ない…。」
どうやらいつも置いてあるものではないらしく、
ややマニアックな魚なようです。
奥:「(;`ω´)あ!あった!」
ある日、買い物に行ったときに見つけたのですが、
それは既にさばいたあとの剥き身の状態。
奥:「(;`ω´)もー!なんでむいちゃうのさ!
あのかたちがいいのに!むいたら良さがなくなっちゃうじゃん!」
良さがなくなるって、そんな怒られても(笑)。
その魚の切り身は見た目は普通の白身魚。
何の変哲もありません。
僕:「(^▽^;)この状態だと特に変でも何でもないね。」
奥:「(;`ω´)見せたかったのはこれじゃないの!」
そしてさばいてない状態のものを見つけた奥さんは、
それを買ってきたのでした。
ついにウチにやってきた顔がクルマみたいな魚(奥さん談)!
オッス!オラ、カナガシラ!!
なんだよー。
やんのかよー、コラー。
飛ぶぞコラー。
奥さんが「きんあたま」と読んだ魚、
それは「カナガシラ」という魚。
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【金頭】(カナガシラ)
ホウボウ科の魚。
頭部は硬い骨板におおわれており、「カナガシラ」の和名もここに由来。
鼻先が前方にとがっていて、小さなとげが左右に数本ずつかたまって生え、
その下に大きな口が開く。胴体はザラザラした細かい鱗におおわれる。
北海道南部以南から黄海、東シナ海、南シナ海まで分布し、
水深50-300mほどの砂泥底に生息する。
食性は肉食性で、エビ、カニ、小魚などを大きな口で捕食する。
旬は冬で、底引き網で多く漁獲される。
体の大きさのわりに身は少ないが、旨みと歯ごたえがある美味な白身魚で、
料理法も煮付け、唐揚げ、塩焼き、鍋料理、干物など多種多様である。
小さなものは蒲鉾など魚肉練り製品の原料にも用いられる。
この魚を縁起物にしている地域もある。
たとえば長崎県ではカナガシラという名が「お金が貯まる」に通じるとされ、
節分にこの魚を食べる風習がある。
ホウボウと特に区別せず扱う地域もある。
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とにかくアタマがゴツくてしかもカタい。
何か兜をかぶっているような感じです。
奥:「(`ω´)それでは丸ごと焼き魚にします♪」
(゚Д゚;)ぇえー。
(つづく)
正面から見るとボンネットとその上部の部分にみえなくもない
金頭ってのは知らなかったが、確かに縁起物っぽい顔つきはしてますな
問題は・・・丸焼きで火が通るのか?
塩焼きがあるから不可能ではないんだろうけど・・・
続き、気になります。
とゆーか、見たこと無い魚で、ビックリです。こんなのいるんですねぇ。
ブログ、全て拝見させて頂きました。
・・・堪能しました♪凄く、楽しかったです(^^)。
アタマだけがモビルスーツみたいな感じですお!!
ちゃんと火が通って食べられたかは後編をご覧あれ!
>miyayantaiさん
はじめましてー。
奥さんはいい味だしてますか、そうですか。
これでもほんの一部なんですよ。
あとは検閲で公開不可になってますから(泣)。
全て見たんですか!?マジで!?すごー。ありがとうございます。
僕もチラっとmiyaさんのところのぞきましたよ。
藩士でいらっしゃいましたか!
これからもよろしゅう!!